部屋が乱雑になったり、すっきりしなかったりすることに悩んでいませんか?
部屋が物で溢れていたり、物が少なくても整頓されていなかったり、掃除が面倒だと感じたりすることが、部屋が片付かない原因になっていることがあります。
この記事では、部屋を整え、清潔に保ち、適切に収納するための基本的な方法を3つご紹介します。
物を整理するコツ
収納の場所選び
掃除をしても、物が少なくても、部屋が整頓されて見えない場合、日常的に物をどこに置くかを見直す必要があります。
散らかりがちで片付けられないと感じるなら、物の定位置を再考することが重要です。
例えば、日常的に使用する物を手の届かない場所に保管していませんか?多くの人はそうはしないと思いますが、実は無意識に非効率な保管方法を取っていることがあります。バッグをソファの隣に無秩序に置くことも、部屋が乱雑に見える一因です。
ここでは、部屋を整頓して見せるための実用的な方法をいくつか紹介します。
床に物を置かない
まず、床に置いてある物に「住所」を与えます。すべての物に一定の場所を決めましょう。 床を定位置としてしまっている物や、片付けにくい場所に物を置いてしまうことがあるかもしれません。
定位置がない物には新しい場所を設け、不便な場所に物がある場合は、思い切って変更しましょう。
定位置に戻せない場合はどうする?
実践しても問題が解決しない場合、物を置いてしまう場所を定位置と考えてみましょう。
例えば、毎日使用するバッグを、帰宅後にリビングに置いてしまうなら、その場所にカゴを設け、そこに入れるようにすると、自然と整理された状態を保てます。
定位置ではないけれど置きたい場合は、テーブルや椅子、ラックを活用しましょう。
「床に置かない」と心がけることで、部屋がすっきりと見えます。
仮置き場を設ける
ブランケットや衣類など、部屋に散らばりやすい物のために、一時的な保管場所を設けるのも一つの方法です。
ただし、仮置き場を使いすぎるとかえって散乱する原因になるので注意が必要です。定期的に仮置き場を整理する日を決めるといいでしょう。
物を置く場所を明確にする
使いやすさを考えて物を積極的に置くことも大切です。 しかし、どこに何を置くかを決める際は、整頓された見た目を保つために工夫しましょう。小物は一まとめにできる小物入れを使ったり、リモコンやリップクリーム、ティッシュ箱などは目につかない場所に隠すなどの方法があります。
物の大きさを揃える 物を床に置く場合も、大きさや向き、色を揃えることで、整然とした見た目にすることができます。収納が難しい場合でも、大きさを揃えて置くことを心がけましょう。
部屋をきれいに保つための掃除のコツ
シンプルな維持方法
掃除が苦手な方や、最小限の努力で部屋をきれいに保ちたい方へ向けた方法をお伝えします。ここでは、部屋を整え、すっきり見せるための簡単な掃除の戦略について探っていきます。
不要な物を処分
家の中が物であふれ、収納スペースがパンパンで、何がどこにあるのかわからなくなっている状態では、物を減らすことからスタートするのがおすすめです。物が多いと、それだけ掃除にも時間がかかってしまいます。 一度に全てを整理しようとすると、途中でやる気をなくしてしまうことも。そこで、部屋や棚、収納ボックスを区分けして、「今日はこの部分だけ」と決めるとより効率的です。
収納は物を8割、空きスペースを2割に保つのが理想的です。溢れる収納から物を取り出すのは一苦労です。整理のポイントは、不要な物をしまい込むことではなく、必要な物を簡単に取り出せるようにすることにあります。
不要な物を処分することで、部屋がスッキリと見えるようになります。
処分する物を選ぶ基準は以下の通りです
- 気持ちが上がるか
- 過去1年で使用したか
- ポジティブな感情を感じるか
- 本や雑誌は情報が最新かどうか。最新の情報のみを残す
- 無料だからといって不要な物は受け取らない
掃除を日常のルーチンに 休日に一気に掃除をする方もいるかもしれませんが、毎日少しずつ掃除をする方が全体的に効果的です。「今日は整理」「今日は掃除機をかける」「今日は拭き掃除」「今日はほこり取り」「今日はお風呂の排水溝を掃除」といったように、日々部屋全体を少しずつ掃除すると良いでしょう。 掃除道具を手軽に取り出せる場所に置くことで、掃除を日常的に行う習慣が身につきます。
掃除は日中に行うと、ほこりや汚れが目に見えやすくなります。
清潔感を高める工夫 シンクや鏡、窓など、指紋や汚れが目立ちやすい箇所をピカピカに磨くことで、部屋全体がより手入れされているという印象を与えます。
さらに、小物を磨くことで反射する光が部屋を明るくし、より開放的な空間を作り出すことができます。
部屋をすっきりさせる収納術と清潔感を高めるコツ
「部屋が物でごちゃごちゃしている」「物はそんなに多くないけど、何故かきちんと整って見えない」とお悩みの方へ、収納の方法を見直すことで、部屋の印象を改善することができるかもしれません。
ここでは、部屋をすっきりと整えるための効果的な収納戦略をご紹介します。
収納グッズを統一する
収納アイテムを選ぶ際は、統一感のあるデザインを選ぶことで、部屋全体がすっきりと見えるようになります。
様々なタイプの収納ボックスを混在させると、統一感が失われ、部屋が乱雑に見えがちです。収納ボックスを統一することで、部屋全体がより整然と見せることができます。
収納アイテム選びのコツ
- 形状は、スペースを効率的に活用できるよう、四角形をおすすめします。サイズの統一も大切です。
- 色は、白やベージュなど、他の色とも調和しやすく部屋を明るく見せる色を選びましょう。
- 収納アイテムを清潔に保つためには、拭きやすい素材や洗える素材を選ぶと良いでしょう。
目隠し収納を取り入れる 見えない収納を心掛けることで、部屋をスッキリと見せることができます。
全ての物を収納する
大型の棚を使って、全ての物を収納します。扉付きの棚を利用すると、視界に入る物を減らし、部屋をすっきりと見せることができます。
家具内部の収納
収納機能付きのベッドやソファ、テーブルなどを活用して、生活空間の様々な場所に目隠し収納を設けましょう。
布で覆う
ブラインドやカーテン、布を使用して、物を目隠しすることも有効です。扉や蓋がない収納でも、ブラインドやカーテン、布を使って覆うことで、目に付く物を減らし、整然とした印象を与えます。
ブラインドやカーテン、布の色やデザインを統一することで、さらに部屋に統一感を出すことができます。
よく使う物は手の届く場所に、あまり使わない物は少し手を伸ばさなければならない場所に収納すると便利です。
限られた収納スペースを有効に活用するために、日常的に使用する物は目に見える収納に、それほど頻繁に使わない物は見えない収納にすると、部屋をすっきりと見せることができます。